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Friday, October 10, 2014

4歳児と楽しむ、アメリカの遊園地、インディアナ州ホリデーワールドのご紹介

この記事では、前回の記事に続いてアメリカのインディアナ州にある遊園地、ホリデーワールド(Holiday World)に行った感想を書いています。今回は、4歳になる子どもがどんな風に楽しんだか、ご紹介いたします。



9月の週末に、インディアナ州にある遊園地、ホリデーワールドに行って来ました。ナッシュビルからの行き方、入場料、園内施設の概要などについては前回の記事でご紹介いたしました。今回は、遊園地に行った主目的である、4歳の子どもを楽しませる、という点でHoliday Worldでは何があるか、ご紹介しましょう。

2時間30分のドライブは、4歳児には長かった・・・

我が家はテネシー州ナッシュビルにあります。アメリカに来てから1年が経ち、比較的変化の乏しい暮らしをしていたので、たまには4歳になる息子が思いっきり楽しめるよう、遊園地に連れて行こうということになりました。テネシー州には遊園地が無いので、一番近い遊園地がインディアナ州のホリデーワールドでした。家から2時間30分。日帰りとしては現実的な距離です。息子に「遊園地に行こうね」と伝えると喜んでいました。

・・・しかし、退屈な田舎道が1時間くらい続き、さすがの息子も飽きてきたようです。「どこに行くの?」「遊園地はどこにあるの?」

走っても走ってもそれっぽい風景にはたどり着かず。2時間30分後に、黄色いウォータータワーが見えたと思ったらそこが遊園地でした。


ホリデーワールドの混雑具合は?

ホームページでチェックした所、ホリデーワールドのチケットはオンラインで事前購入すると安いようです。当日チケット売り場に並ぶのは嫌だったので、当然のようにオンライン購入です。ハロウィンシーズンという事で、チケット料が安くなっていて、もしかすると混雑するのかな、と予感しました。

しかし、駐車場について愕然としました。ガラガラ。。

「ハロウィン週末特別料金」というのは「オフシーズン割引」のようなことっぽいですね。全ての乗り物が待ち行列ほぼゼロでした。

園内を歩いていると、時折バイトの大群に遭遇し、スタッフの方がお客より多いのでは、という錯覚に陥ります(そんな事はないですが)


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息子が乗れる乗り物は?

Holiday World and Splashin' Safariは、多くの乗り物で身長制限があります。身長制限にひっかかると子ども料金です。4歳の息子は当然子ども料金。絶叫マシンには乗れません。とはいえ、臆病な性格なので、乗れるとしても乗らないでしょう。

緩めの乗り物で楽しみました。


ミニSL→コースを一周しながらおとぎ話の登場人物をお姉さんの解説付きで楽しむ。(朝はフレッシュだったお姉さんの解説は、夕方にはすごいやっつけ仕事に・・)

クラッシックカー→アクセルを押すと走る、レールの上をゆっくり走るゴーカート。アクセルが重くて息子の力では押せず。

カヌー→小さなカヌーに乗って小さいプールを子どもだけで一周する。重量制限があるため大人は乗れず。息子は1人で乗るのを3回くらい躊躇していた。

また、ちょっと軽めの回転するマシンも乗る事ができました。

・鳥の形で単純に空中で回転する乗り物
・Turkey→デコボコのあるティーカップみたいなやつ
・Ravenの下にある高速回転する乗り物 (これは私が結構怖かった)
・子ども向けローラーコースター→1周20秒くらいの簡単なコースター。空いていると、"One more time?"と係員が声をかけてくるのでみんなで"Yeah!"といって何度も乗り続ける。でも息子は怖かったらしく"No!"と明確な意思表示。

ただ、悔しかったのか「僕あれ乗れたね!」とか「もう一回乗ろうかな・・でもま人が並んでるからやめよう」とかずっとイジイジしてました。




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ホリデーワールド、ハロウィンシーズン限定のアトラクションと息子の反応

私たちが訪問した日はハロウィンシーズンということで、園内がハロウィンデコレーションされていて、いくつかハロウィン限定のアトラクションがありました。

Hay Ride, Corn Mazeが目玉です。Hay Rideは「干し草乗り」ということでトランポリンみたいに干し草に乗れるのかな、と思っていましたが、トラクターに乗るだけのようです。Corn Mazeはトウモロコシ畑の迷路です。日本で一時期流行った大迷路をトウモロコシ畑でやるんです!

巨大なトウモロコシ畑の中に設置された10カ所のチェックポイントを全て経由してゴールすれば景品がもらえるということで、親は大張り切り。(ちなみに迷ったら、クレーンで監視している係員に助けを求めること)

上空から見ると、来年オープンのアトラクション「サンダーバード」の形の経路らしい。見えないけど。

・・・とはいえ子どもは途中で退屈したようで「早く戻ろうよ。僕、さっきの所で遊ぶのが大好きなんだ」と珍しく間接的に明確な意思表示。とはいえ、乗りかかった船ということで、「パパとママは道に迷ってしまったんだよ」ということにして無事に迷路を終えました(景品はサイリウムでした)


道ばたで、「子ども1個限定」として、小さいカボチャをお土産に持ち帰れるようになってました。デコレーション用。




ホリデーワールド、ハロウィンシーズン限定のアトラクション、息子が一番ハマったのは…

遊園地に滞在した8時間のうち、息子が一番ハマっていたのは「Corn Box」です。

つまり、トウモロコシの砂場。砂じゃなくてトウモロコシが敷き詰められた、アメリカならではの遊具です。

最初は息子が1人で遊んでいたのだけど、ピーク時は20人くらいの子どもがひしめきあっていました。

置いてあったショベルカーのオモチャにコーンをつめたりして、息子は真っ白になるまで遊んでいました。(埃とかコーンのゴミとかで真っ白になったんです。農薬じゃないと良いけど・・・)

巨大木製コースターを「大きな電車だね!」などとはしゃぎつつ、「僕も11歳になったら乗れるかな」(なぜ?)などと色々なものに興味を示していました。

日没(18時30分頃)後になるべく運転したくないなあ…ということでこの日の閉館時刻の17時少し前には帰ろうと思っていましたが、結局息子は「もっと遊びたい」を繰り返して、気づけば閉館の17時。

I-65に戻る頃に日が暮れて、夜道の運転は1時間だけで済みました。息子は一日楽しんでくれたようです。

と、いうわけで、絶叫マシンに乗れないお子さんでも十分に楽しめるホリデーワールド。子どもが大きくなってからでも、絶叫マシンに乗って楽しむ事ができますよ。


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トウモロコシ畑って、ちょっと身構えてしまうのは気のせい?息子は「トトロのトウモロコシだ!」と喜んでいたけど。

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Sunday, October 5, 2014

インディアナ州の遊園地、ホリデーワールドは大人も子どもも楽しめる

この記事では、アメリカのインディアナ州にある遊園地、ホリデーワールド(Holiday World)に行った感想を書いています。4歳になる子どもも大人も楽しむ事が出来ました。家族3人で一日遊んでわずか70ドル!



9月の週末に、インディアナ州にある遊園地、ホリデーワールドに行って来ました。往復5時間とずいぶんと長い道のり&退屈なドライブではありましたが、4歳になる子どもはとても喜んでいて、良い思い出になりました。これから行かれる方へ向けて、Holiday World in Indianaの楽しみ方などご紹介します。(秋に行ったので、園内併設のSplashin' Safariはクローズしてました。レビューはありません)


ホリデーワールド、正しくはホリデーワールドとスプラッシングサフェリ

ホリデーワールドは、正式な名前をHoliday World and Splashin' Safariと言います。遊園地とプールがセットになった総合型エンターテイメント施設とでも言いましょうか。日本の遊園地と違って、年間オープンしていません。5月〜10月までの半年間の営業で、夏休み期間以外は週末限定で営業しています。(11月~4月は寒いから閉園のようです)
また、ウォーターパーク(Splashin' Safari)は夏期(5月中旬〜8月中旬まで)限定オープンです。


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ホリデーワールドのチケット価格と、その他のコストはどのくらい?

ホリデーワールドのチケットの仕組みはディズニーランドと同じで、入場したら後は乗り放題です。

入園料は大人か子どもで分かれます。境目は身長。靴を履いた状態で54インチ(=137cm)未満)だと子ども料金です。2歳以下の子どもは無料です。(60歳以上の方は子どもと同じ料金)

「遊園地だけ」「ウォーターパークだけ」というチケットは無くて、必ずセットです。大人が45ドル、子どもが37ドルです。ネットで事前購入すると5ドルくらい安くなります。これで一日遊び放題。なお、駐車場は無料で、園内には無料の飲み物(ドリンクバー)が随所にあるので、入園料以外には食事代しか必要ありません。とってもリーズナブル!
(持ち込みは禁止。入り口でチェックあり)

なお、夏が終わるとプールが閉まってしまうので、「ハロウィン特別価格」としてチケットが15ドルほど安くなります。ネットで買うと大人が約25ドル、子どもが約18ドルです。なんと、一家3人で行っても70ドル以下で一日楽しめちゃいます。

乗ったら必ず濡れるスプラッシュ系のライドもあり。誰も乗ってない・・・

ホリデーワールド、行くまでの苦難の道のり

Holiday World and Splashin' Safariの所在地は、Santa Claus, Indiana (インディアナ州サンタクロース)という若干ふざけた地名にあります。通りの名前はクリスマスビルボード(Christmas Blvd)。インディアナ州といっても、ケンタッキー州の州境にあります。インディアナ州の州都インディアナポリスからは車で3時間もかかります。最寄りの大都市はケンタッキー州のルイビルで、ここからだと車でI-64を西に向かって1時間です。
他にもミズーリ州/イリノイ州セントルイスから3時間です。

私が住んでいたテネシー州ナッシュビルからだと2時間30分かかります。まあまあとはいえ、結構な距離です。しかも、かなり郊外にあるので、I-65を1時間北上したら、途中(Bowling Green)で下りて、KY9007 (William H Natcher Pkwy)という高速を1時間ほど走り、あとはひたすら下道を30分ほど走るという長い道のりでした。KY9007は制限速度70マイルの普通の高速道路なんですが、異様に交通量が少なく、ついつい飛ばしたくなるのだけど、随所で警察に捕まっている人がいたので、慎重に走るべき道路ぽいです。


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ホリデーワールド、園内の概要

ディズニーランドがディズニーのテーマパーク、スペースワールドが宇宙のテーマパークなら、ホリデーワールドはホリデーのテーマパークです。何言ってるか分かんないですよね。ホリデーワールドは「アメリカの休日」をモチーフにした遊園地なんです。
なので、遊園地は以下のセクションに分かれています

・クリスマス (Christmas)
・独立記念日 (4th of July)
・感謝祭 (Thanksgiving Day)
・ハロウィン (Halloween)

Labor Day(労働をモチーフ)とかVeteran's DayとかMemorial Day(兵士をモチーフ)とかSt. Patrick Day(緑のお酒)とかそういうコーナーはありません。
私たちが訪れた9月は、ハロウィーンシーズンということもあって、全コーナーがハロウィン色に染められていました。テーマ分けの意味ない・・・。



各コーナーにバランス良く、小さい子向けの乗りもの、がっつりしたコースター、激しい回転系の絶叫マシン、となっていて、待ち時間が無くても1日で全部回れるかな・・というボリュームです。
乗りもの以外にもショーや特設イベントもあるので、欲張りな方・お近くの方は2日通し券(2回来るよりだいぶ安い)や年間パスなどをご検討すべきでしょう。

目玉は3つある巨大木製コースター(土台は鉄製)です。



クリスマスエリアにあるRaven(レイヴェン)とLegend(レジェンド)、そしてサンクスギビングエリアにあるVoyage(ヴォヤージュ)です。2000年頃まではRavenが目玉だったようですが、近年はVoyageが目玉。乗ったけど、随分とすごい体験でした。

こちらの方々の体験記が素晴らしいので、ご覧下さい。
※コースターに乗るべく全米ツアーをする人が少なからずいる事に軽い衝撃を受けた。

また、2015年にサンクスギビングエリアにThnuderbird(サンダーバード)なるウィングコースター(恐らく足を固定しないコースター。富士急ハイランドの「ええじゃないか」みたいな奴と推測)がオープンするようです。

ホリデーワールド、園内での楽しみ方

こちらのホリデーワールド、ハイシーズンは朝から夜までオープンしているのだけど、プールが閉まるような季節になると、11時〜17時までの省エネ営業です。入園前にお弁当を食べて、園内ではお金を一切使わないという荒技も出来ますね。

このホリデーワールドの売りが「日焼け止めと飲み物は無料!」ということです。

この通り、日本のファミレスにあるドリンクバーマシンが園内至る所に置いてあるので、喉が渇いたら好きなだけSodaを飲めますよ。(水とレモネードもある)


そんなわけで、一日たっぷりと楽しむことができる、Holiday Worldのご紹介でした。

実際は4歳の子どもと行ったので、子連れで行く場合の楽しみ方について、次回別の記事でご紹介いたしましょう。ハロウィン期限定の、トウモロコシ畑の迷路(Corn Maze)や、子どもが楽しめるライドをご紹介しましょう。

この先には一体何が・・・

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ジェットコースターの待ち時間に映画「ハロウィン」のサントラ流すのはやめて。マジ怖いから。

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