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Monday, September 28, 2015

バーベキューってこんなに美味しかったんだとカンサスシティで知る

この記事では、カンザス州カンザスシティにある有名BBQ 店"Joe's Kansas City BBQ"を食べた感想を書いています




アメリカでバーベキュー(BBQ)と言えば、「キャンプで肉とか野菜を焼く行為」ではなくて、「肉をタレに漬けて焼いた料理」を指します。日本のラーメンに匹敵するB級グルメとして、好きな人はとことん好きな料理です。

このBBQ、私は自分で美味しく作る方法を編み出したのだけど、お店で食べるのはいつも「そこまでうまいか?」と思っていました。が、先日バーベキューの本場のひとつであるカンサスシティで食べてから考えが変わりました。

BBQの本場、カンザスシティで一番人気のお店は激混み

バーベキューで有名なのはテキサスとカンザスシティです。カンザスシティで一番有名なお店は"Joe's"だと聞いたので、行ってみました。

カンサスシティ・ジョーズのウェブサイト
http://www.joeskc.com/

全部で3店舗あるのだけれど、私が訪問したのは元祖というべき、47th Avenueに位置する、ガソリンスタンド併設のお店です。当初ガソリンスタンドだったのが、BBQが売れ過ぎて、本業が BBQになったようです。

土曜の昼下がり、午後2時にお店に着くと、店の外まですごい行列です。遅いランチ客でしょうか。諦めて午後5時頃に再び訪問しました。

BBQをディナーに食べる人は少ないだろうから、空いていると思ったら、案の定、お店の外の行列はなくなっていました。が、ドアを開けると店内に物凄い行列が。


常に行列のできる店なので、店の中は100名近くが並べるような作りになっていました。カウンターで注文して商品を受け取り、お金を支払ってから席に着くスタイルです。店内には豊富に席があったものの、空き席も多い。持ち帰る人が多いのと、料理待ちで列になっているようです。

とはいえ回転はすこぶる早く、お店に入ってから食べ物を受け取るまで約30分でした。店の外の行列に並ぶと45分から1時間くらいかかりそうです。

5時でも客足は途絶えず、我々が待っている間に最後尾は再び店外へ伸びていきました。客層は、地元民に加え、観光客も多そうです。なぜかアジア系(中国・韓国)のグループが複数組いました。


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一番人気はポーク、でも他の肉も美味しい

Joe'sのメニューは結構品数が多く、選ぶのに苦労します。

http://www.joeskc.com/oklahoma-joes-bar-b-que-restaurant-menu/

大雑把に分けると…

<肉の種類>
・ポークリブ
・プルドポーク(豚の肩肉ほぐし)
・ブリスケット( 牛の肩バラ)
・ターキー
・チキン
・ソーセージ
・ハム

<食べ方>
・サンドイッチ (肉をパンで挟む)
・ディナープレート (肉とパンが出てくる、サイド付き)

だいたいがこの組み合わせです。ただ、肉を2-3品頼んだりもできるので、組み合わせがむやみに多い。しかも肉ごとに微妙に値段が違います。この他、サラダや揚げ物を使ったサンドイッチなどもあります。

セットについてくるサイドメニューはBBQビーンズ、ポテトサラダ、コールスロー等があります。ポテトはセットとは別に注文しないといけません。

お値段は少々高めで、BBQプレートが一人分で10ドルくらいです。また、リブが少し高価で、リブを入れると15ドルくらいになります。

私はなかなか好きになれなかったブリスケットを頼んでみました。サイドはBBQビーンズを頼みました。


結構なボリュームです。


サイドの豆が美味しい。3種類の豆を使っていて、ピリ辛。これだけでも食べた価値ある。


ブリスケットって、安い肉を濃い味付けで誤魔化している料理、というイメージだったのだけど、認識改めます。さっぱりしつつもシッカリ味が付いていてめちゃくちゃ美味しい。


ハムも美味しい。


名物だというプルドポークやリブも相当美味しいんじゃないかなと思いました。バーベキューは本当にピンからキリまでありそうで、奥が深いです。

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Sunday, September 27, 2015

入場無料!アメリカで大学の女子サッカーを観戦してきた

2015年サッカーW杯優勝したことで名高い、アメリカ女子サッカーを生観戦してきました。代表メンバーじゃないけど、大学サッカーです




スポーツ大国アメリカに住んでいながら、全然スポーツ観戦していませんでした。だって、混むんだもの。一番人気の高いアメフトのプロの試合(NFL)は混むから、大学生のアメフトで妥協しようと思ったら、地域によってはNFLより大学のフットボールの方が人気らしくて、ますます足が遠のいていました。

でも、比較的メジャーなスポーツのマイナーな分類なら、空いている、ということで、「大学女子サッカー」を観戦してきました。

南部の名門「バンダービルト大学」の試合を観てきた

大学のスポーツチームは、だいたい大学のサイトと別に、「xx大学アスリート」みたいなサイトを持っていて、見たい競技の情報をそこから探します。競技ごとに自分たちでサイトを作っている日本と比べると、ずいぶん統制がきいています。

近くの大学のサイトを手当たり次第にみたところ、名門Vandervilt University(バンダービルト大学)が手頃な時間に開催していたので、観てきました。



対戦相手はバンダービルト大学からおそらく一番近い、Lipscomb University (リプスコム大学)です。Vandervilt大学のスポーツチームはCommodores(コモドアズ))で、対するLipscomb大は Bisons(バイソンズ)です。

なお、Vanderviltは男子野球チームが強くて、2015年の全米2位です。フットボールはそこまで強くない。

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大学女子サッカーの観戦、駐車場はどこ?

バンダービルト大学は、医学部併設の巨大校なので、大学の敷地は小さな街くらいあります。そうなってくると駐車場が心配になってきます。地図で調べると、会場のサッカー&ラクロス競技場の隣に100台くらい停められる駐車場があるようです。

ただ、試合10分前に到着したら、駐車場は満車。困ってウロウロしていると、すぐ隣の「スタッフ用駐車場」という5階建てくらいの巨大ガレージに入っていく車を見かけました。試合開催日は日曜で大学は休みなので、無料解放しているようです。

そんなわけで、あっけなく屋根付きのガレージに駐車できました。人気のフットボールや野球だと、近場の駐車場は全て有料になりそうだけど、マイナー競技の場合はそういう心配は無用のようです。周りに駐車し放題です。

ちなみに、入り口がわからず、ぐるっと一周してしまいました。サッカー場の裏はフットボールの練習場があるため、一周すると徒歩5分くらい。逆回りしていれば1分で着いてました。。

入場無料なのだけど、入り口に警備員のお婆ちゃんが立っていて、簡単な手荷物チェックをしています。アルコールなどの持ち込み規制と思いきや、手に持っていた飲料は飲むか廃棄するかせよとのこと。飲食物持ち込み禁止のようです。

ちなみに、チェックは厳格ではなく、バッグの中身まではチェックしません。おやつをこっそり持ち込んでいるお客さんもいました。


客席の裏側に売店があり、ポップコーンやチップスを4ドル程度で販売しています。ペットボトル飲料はなんと4ドルで販売されていました。ボッタクリにもほどがある!
(なお、水飲み場があるので、暑くて危険な場合は水が飲めます)


試合前に国家斉唱がありました。(見逃したけれど、多分テープで流してます)

チアリーダーとかが応援するのかと思っていたけれど、規模が小さいためか、そいううのはなし。ただ、選手交代時に選手の名前と写真と番号の紹介をする本格的なビデオクリップが流れていました。

ハーフタイムには、来場していた子ども5名ほどが、ピッチ内でボールを使った椅子取りゲームをしていました。(3分程度)

会場は小規模で、客席はメインスタンドのみ、定員は2-3000人程度でしょうか。とはいえ、ピッチと最前列の距離は限りなく近く(サイドラインと最前列が2-3mくらいしか離れてない)、迫力ありました。

観客は目視で数えたところ、500人くらい来場していました。現在のチーム関係者(ベンチ入りしていないチームメイトとか家族とか)、子連れの卒業生、両チームのファン(卒業生なのか単なるファンなのか不明)、別の競技の学生(ゴルフとか陸上とかのロゴを見かけた)などでしょうか。私のように単なる見物客も少なからずいたと思います。


ちょうど隣が、バンダービルト大のフットボールチームの練習グラウンドだったので、休憩時間に客席後方からそちらを見ている人もいました。



びっくりしたのは、後半が始まると、前半に交代したはずの選手が再び出場していたことです。どうやら男子の国際試合とルールが違って、交代できる選手数に上限はなく、前半交代選手も後半に再出場ができるというルールのようでした。

後半始まってすぐに退出してしまったのだけど、試合は全体的に押し気味だったバンダービルト大が2-0で勝利しました。

無料ということもあって、観戦のハードルは異様に低いので、タイミングがあえば今後も見に行きたいなと思います。



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