アメリカに住んでいるからには、是非ともステーキを食べておきたいところです。ステーキ屋に行くのもよいけれど、スーパーでちょっと良い肉が比較的安値で売られているので、是非とも自宅で美味しいステーキを焼いてみましょう。ステーキは、フライパン(スキレットと呼ばれる鉄の分厚いもの)とオーブンを使って作るのが一般的なようです。ただ、その作り方を巡っては、誰もが持論を持つ様子。
facebookを震撼させた、美味しいステーキの作り方動画
ある日、私のfacebook上に1つの動画が紹介されていました。アメリカ人の友人がシェアしたようです。
半信半疑で見てみると、最後に紹介された見事なまでのミディアムレアのステーキ。表面がウッすら焦げている以外は、真ん中が真っ赤なまま仕上がっているのです。美味しそう。。さっそく試してみました。
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美味しいステーキの作り方
動画に全て紹介されているのだけど、私の実体験も補足しておきます。これまで言われてきたステーキの作り方は、「まず高温に熱したフライパンで両面をしっかり焼いて旨味を閉じ込めて、それからオーブンに入れて低温で中をじっくりと火を通す」というものでした。
でも、それだと"bulls eye"になりやすいそう。断面が、ダーツの的のように、外側に近づくにつれて固くて、中に行くほど柔らかいという状態です。
今回ご紹介する方法は、「まず低温のオーブンで焼いて、仕上げにフライパンで焼く」というレシピをひっくり返した(Flip the Script)方法を使ってます。
スーパーや肉屋で大きな肉を買ってきます。1人1ポンドだと多し、2人で1ポンドだと少ないかもしれません。分厚くて構いません。Rib eyeとかTenderloinとかNY Stripとかが良いでしょう。
所要時間はだいたい1時間なので、食べる2時間前から肉を冷蔵庫から出して、室温に戻しておきましょう。
ステップ1:オーブンを275°F (135℃)に余熱します。
ステップ2:ステーキの両面・側面に塩コショウをまぶします。多過ぎるくらいが良いです。小さじ2杯くらいかな。
ステップ3:肉汁受けのトレイの上に金網をおいて、そこに肉を置き、オーブンに入れます。だいたい30分-45分です。肉が薄ければ30-40分、分厚いときは45分です。
厚さを均等にすべく紐でしばってみました。
ステップ4:オーブンから出して、室内で15分ほど放置します。(余熱で中まで熱を通すんです)
まだ全然美味しそうではない。
※肉の中の温度を測る温度計を持っている場合は、最後に中の温度を計ると良いでしょう。135°F(60℃)くらいなんだとか。
アルミホイルに包むやり方もあるけれど、今回は不要です。
ステップ5:よーく熱したフライパンに軽く油をしいて、放置していた肉の両面をこんがりと焼きます。
スキレットが無いので、普通のフライパンで。
これでできあがりです!
中途半端なステーキハウスには二度と行かれなくなりますよ。
その後も何度も成功したので、写真を貼っておきます。
ホールフーズで1ポンド12ドルのBeef Top Sirloin(ビーフトップサーロイン…右)と1ポンド17ドルのNY Strip (ニューヨークストリップ…左)。どちらも美味しいけれど、値段が美味しさに完全に比例しました。
こちらは1ポンド6.5ドルのBottom Round (ボトムラウンド) 。三角形なので、3面焼きました。ちょっと硬かった。
こちらは1ポンド8ドルくらいのサーロイン。タレをつくってローストビーフにした。
スキレットと肉温度計(Meat Thermometer)
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