テネシー州の人気観光地であるチャタヌーガ (Chattanooga)には、大きな水族館 “Tennessee Aquarium (テネシー水族館)”があります。先日子連れ(3歳半の息子)で行ったところ、とても楽しかったので、見どころなどご紹介します。
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テネシー水族館へのアクセス(アメリカ国内にいる方向け)
ナッシュビルから高速(I-24)で山道交えて2時間弱で、シャタヌーガ(Chattanooga)に到着します。水族館は街の中心部にあります。 観光地だからか、ダウンタウン近辺だからか、無料駐車場はありません。ただ、1日駐車しても8ドル程度です。水族館周辺に、ガレージおよび広い駐車場がありました。テネシー水族館の入場料
大人27ドル、子ども17ドルくらいです。子どもは3歳から12歳まで。また、水族館、IMAXシアター、遊覧船(River Gorge Explorer)、と3つのチケットがあり、セット割引等があります。ただ、水族館だけで十分に楽しめます。チケットを買う様子を見ていると、IMAXだけを見に来ている人もいるようでした。観光地なので、短時間で楽しめるIMAXも人気なのでしょう。
なお、私が訪問した夏休みの週末はチケット売り場に長蛇の列ができていて、購入に20分以上かかりました。IMAXシアターの入り口でもチケットが買えて、そちらが空いているので、混んでいる場合はIMAXの窓口での購入をお勧めします。
観に行くのが確定しているならオンラインで買っても良いでしょう。
テネシー水族館の見所その1、海水・淡水2つの建物
水族館は3つの建物に分かれています。1つはIMAXシアターで、残り2つが水族館です。その片方が海洋水族館、もう片方が淡水水族館です。2つとも、4階建てのほぼ同サイズの建物です。チケットの両端が淡水・海洋と分かれていて、入場の際に切り離しされます。どちらから入っても大丈夫。
バタフライファーム。屋内です
海洋水族館には、エイやサメに触るコーナー、ペンギン、バタフライガーデン、クラゲコーナー、大型水槽があります。
大型水槽は、3階から全体を眺めて、そのあと2階に降りて水槽の底から全体を除く、体験型展示のような形です。迫力はあるし、面白いのだけれど、まーこんなものか、という無難な感じは否めません。でも、これはほんの序の口です。
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テネシー水族館の見所その2、充実した淡水水族館
テネシー水族館の本当のウリは淡水水族館にあります。4階建ての建物がすべて淡水専門というのは、全米最大、むしろ世界最大級とも言えるでしょう。
テネシー(海無し州)の淡水魚を展示するコーナー、カワウソ、世界各地の淡水域を再現したコーナー、大量のカメ、両生類に爬虫類がものすごく沢山展示されています。
圧巻は4階ぶち抜きの大型淡水水槽と、大型淡水魚の水槽です。大型淡水水槽には、バスとか1mクラスの淡水魚がたくさん泳いでいます。上の階で見ると、水面近くで暮らす魚、下の階で見ると、川底の魚が見られるのです。
順路の節々でチラ見せしておいて、期待感を煽って、じっくり魅せる、というなかなか凝った設計でした。
また、大型淡水魚の水槽も、3mくらいの巨大な淡水魚が見られます。多くはナマズの仲間のようですが、まるでサメのような外見でした。
淡水に暮らすエイも展示されていました。
(淡水オンリーといいながら、私たちが訪問した2014年7月時点では、地下1階に海水魚であるタツノオトシゴが展示されていました。特別展か?)
18時には閉まってしまうのが残念ですが、2館あわせて駆け足で2時間、少しじっくりみると3時間超くらいで回れます。ペース配分は、海水:淡水を1:2くらいにしておくと良いでしょう。海水は割とさっくり見終わるので、淡水をじっくり見ると良いです。
というわけで、往復4時間かけて観に行った甲斐があったな、と思いました。
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地球の歩き方アメリカ南部編に、テネシー水族館含むチャタヌーガ情報が満載です。
ただ、レストランはこちらの口コミサイト(yelpとかgoogle map)で調べた方が良い情報がいっぱいあります。
また、淡水魚が多いので、事前に予習しておく事を強くオススメします。
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